コロナワクチン 接種前と接種後の注意点 – ワクチン先進国アメリカから学ぶ –
アメリカでは国民の41.9%が
ワクチンの接種が完了していると言われています。
国民の約半数が接種を体験していることもあり、
ワクチン接種の体験談を耳にする機会がたくさんあります。
この記事では、ワクチン先進国アメリカが、
接種前と接種後について、どんな指導をしているのか、
私の体験談も合わせてシェアします。
日本では接種が始まったばかりで情報も少ないと思うので
下記を参考にしていただき、皆さんの不安や疑問がなくなるといいです。
接種前の注意点
- 痛み止め薬は飲んではいけません。
- たくさんの水を飲みましょう。
接種時の注意点
- 利き腕ではない方に注射してもらいましょう。
最も多い副反応が、注射箇所の筋肉の痛み。
腕が上がらなくなったり、動かしにくくなることがあるので
利き腕は避けたほうが良いです。
接種後の注意点
- 注射箇所を揉んだり、マッサージしてはいけません。
- 注射した方の腕を上下に動かしたり、円を描くように回してください。
腕の運動をする、しないによって、後々の腕の痛みが変わってきます。
接種後、「これって意味あるの?」っていうぐらい効いている実感はないですが
痛みが出てくるのが1−2時間後ぐらいなので、実感がなくても頑張って動かしてください。 - 接種後6時間は、下記の薬の接種はしないでください。
痛み止め・解熱剤(ロキソニン、タイレノール、イブ、セデス)
アレルギーの薬(クラリチン、アレグラ)
※副反応で発熱があった場合、6時間以上経過していたら、ロキソニンやタイレノールなどの薬を飲んでも大丈夫です。
日本では”アセトアミノフェン”の成分を含む解熱剤が良いと噂されていますが、
アメリカでは特定の解熱剤を指定される事はなく、普段の飲み慣れた解熱剤で良いとの事です。 - たくさんの水を飲みましょう(ジュース可)
- 接種日のお酒は控えましょう。
私の体験談
最後に私の体験談をシェアします。
- ファイザー製
- ロサンゼルスにて接種
< ワクチン予約 >
https://myturn.ca.gov/
カリフォルニア在住なので、上記のリンクから予約を入れました。
接種場所は、ドラッグストアやクリニックなどが表示され、
私はクリニックでやってもらうことにしました。
名前や住所など、簡単な個人情報を入れるだけで簡単に予約ができました。
保険の有無を聞かれますが、保険ありの人でも「無し」で大丈夫でした。
(保険に影響が出ることを心配される方は「無し」としておきましょう)
< 接種1回目:5月12日 >
接種後、1−2時間後から注射部分が軽く痛みましたが、
腕をずっと動かしていたおかげで、軽い痛みだけで、
日常生活にも全く支障はでませんでした。
注射部分の痛みは1日で完全に消えました。
< 接種2回目:6月2日 >
接種後1−2時間で、注射箇所の痛みが出始めました。
11時間後、激しい悪寒、頭が割れそうな頭痛と発熱。
注射箇所は熱を持っているように熱く、寝返りを打てないほどの痛みになってきました。
14時間後、40℃近く発熱し、寝返りも打てず、うなされる。
解熱剤を服用し、数時間で37℃まで体温が下がる。
熱はすぐに下がったのですが、体のだるさは少し残りました。
風邪をひいた時のように、回復に何日もかかる感じではなく、
本当に何もなかったかのように症状が一切なくなりました。
副反応は人それぞれと言われていますが
女性の方が副反応が出やすいようです。
余談ですが、コロナにかかったことのある人は
1回目に副反応が出ることが多く、
反対にコロナにかかったことのない人は
2回目に副反応が出ることが多いとの研究結果が出ています。
一般的には2回目に副反応が出ることが多いので
2回目接種日の翌日は仕事のお休みを取ることをおすすめします。