【アメリカのビザ】誰が、どんな時に必要なのか?
日本人がアメリカに入国する時、どんな場合にビザが必要になるのでしょう?
期限を超えてアメリカに滞在すると、不法滞在となってしまいます。
そうなってしまった場合、今後最低10年はアメリカへの入国ができなくなるペナルティーが課せられます。
ちょっとした間違いで、今後ハワイに旅行に行くことも、
本土に長期で行くことも、全てできなくなってしまう可能性もありますので、
【アメリカのビザ】の知識をしっかり頭に入れて渡米することをおすすめします。
ビザ不要の場合
日本人がアメリカにビザなしで入国する条件は、
年間90日以内の滞在で、目的は観光か商用と決められています。
この場合、事前にビザ免除プログラムである、ESTAの認証が義務付け。
対象となる具体的な例
●ハワイに5日間の旅行
●2ヶ月半のアメリカ横断の旅
●ラスベガスの展示会へ1週間の出張
●1ヶ月間の古着買い付け出張
ESTA申請は、少なくとも渡米日の72時間以上前の申請をおすすめします。
渡米当日ですと認証されない場合もあり、そうなると搭乗できません。
また、申請時に14ドルの申請費を支払う必要があります。
詳しくは下記のリンクへ(アメリカ大使館のウェブサイト)
https://jp.usembassy.gov/ja/visas-ja/esta-information-ja/
非移民ビザが必要な場合
上記のビザ不要の条件に当てはまらない場合、非移民ビザの取得が必要となります。
対象となる具体的な例
●ロサンゼルスへ2ヶ月間の短期語学留学
●アメリカの4年生大学へ入学
●商談で頻繁にアメリカと日本を行き来
●アメリカ個展参加のため、半年間滞在
非移民ビザは、アメリカで特定の目的を達成するために一定期間を滞在するためのビザです。
このビザは、最終的にアメリカから出国することが前提となっています。
滞在中はビザで許可された以外の就労は不可となります。
学生、駐在員、インターン、就労の方は、この非移民ビザが必要です。
日本人がよく利用する非移民ビザの種類
非移民ビザといっても185種類ほどあり、人種、個人の状況、条件によって異なってきます。
日本人がよく取得している非移民ビザを下記にまとめました。
留学・教育・研修
●Fビザ(学生)
●Jビザ(交流訪問者、インターン、研究者など)
●Mビザ(専門学校生)
ビジネス・就労・駐在
●B-1ビザ(商用の短期出張:出張が年間90日を越える場合など)
●E-1ビザ(貿易駐在員:日米間での貿易業に携わる場合)
●E-2ビザ(投資家:アメリカでの投資、起業する場合)
●H-1Bビザ(専門技術職)
●Lビザ(企業内転勤者:駐在員の場合)
芸術・芸能・スポーツ関係
●Oビザ(卓越能力者:日本国内で上位、世界でも活躍経験がある場合)
●Pビザ(スポーツ選手、芸能人)
特によく耳にするビザを太字にしましたので参考にしてくださいね!
移民ビザが必要な場合
移民ビザは、「永住権」「グリーンカード」
「パーマネント レジデンシー」などと呼ばれます。
対象となる具体的な例
●アメリカ企業に就職
●アメリカ人と結婚してアメリカで暮らす
●ハワイにコンドミニアムを購入し、老後を過ごす
●ロサンゼルスの劇団に永年所属
移民ビザは、その名の通り、「アメリカに住むためのビザ」です。
このビザの最大の特徴は、アメリカに制限なく入国・滞在できることと、
就業の制限なく、アメリカ人と同様扱いで雇用してもらえるので
アメリカ永住を希望する人にとっては、最強のビザである。
TIPS – まとめ –
アメリカのビザは、ビザ不要、非移民ビザ、移民ビザの大きく分けて3タイプ。
自分の状況がどれに当てはまるのか把握し、渡米までに必要な準備に役立ててください。
アメリカで生活するにあたり、ビザはすごく重要で大変なものです。
正しい知識を持っておくと、長期のアメリカ滞在において、
時間とお金の節約にもなっていきます。
アメリカのビザについてのご質問、ご相談は
info@onlineenglish.jp までご連絡ください。